サイトリニューアル時に行うウェブマスターツールでの作業と忘れがちなこと

執筆者

株式会社NOBITA代表取締役。グループ企業の株式会社ノイズにてフロントエンドエンジニア兼ディレクターを担当。LIGMAKEPOなどのメディアでは「のび太」名義にてライターとして執筆活動も行っている。

監修

NOIZZ

株式会社ノイズ

http://noizz.co.jp/

マーケティングコンサルティング企業。事業戦略・事業開発支援のほか、MAKEPO等のメディアを展開。ウェブ制作系グループとして株式会社NOBITAを抱えている。

前回はサイト引っ越しの際に行うhtaccessを使ったリダイレクトについてご説明しました。今回はウェブマスターツールでの作業とリニューアル時に忘れがちなことをお伝えします。

ウェブマスターツールでの作業

webmaster

ドメイン変更申請

サイトを引っ越す場合、まずウェブマスターツールで行うのは、アドレス変更の送信です。

1. ウェブマスター ツールのホームページで、移転するサイトをクリック。

2. 歯車のアイコンをクリックし、[アドレスの変更] をクリックします。move

3. 以下のような画面に移るので、表示された手順に従って作業を行います。move2

※ちなみに、このサイトARIの旧サイトはASPサービスのサブドメインでした。サブドメインの場合には、ウェブマスターツールには移転申請権限がないため、申請することができませんでした。

新ページをGoogleクロールしてもらうよう依頼

サイト引越しの際、もしも新しいページが出来る場合は、Googleに「クロールお願いします!」と申請する必要もあります。この場合、「Fetch as Google」を使います。手順は以下のとおりです。

1.「クロール」→「Fetch as Google」をクリックfetch

2. 新しいページのURLを入力して、「取得」をクリックします。ca

3. 「インデックスに送信」というボタンをクリックします。move3

4. 以下の画面に移りますので、どちらかを選択して「送信」をクリックします。 move4

※「このURLのみをクロール」の場合は1週間に500件、「このURLと直接リンクをクロール」の場合は1週間に10件までの回数制限があります。(通常は「このURLのみをクロール」を選びます。)

5. 無事に送信されると、ステータスが「完了」となります。move5

クロールが成功したからといって、インデックスされるとは限りません。飽くまでもクロールの申請を行うのであって、インデックスしてもらえるとは限らないので要注意です。

リニューアル時に忘れがちなこと

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これまでの案件で何度もリニューアルを経験してきましたが、その時に忘れがちだったのは以下の3つです。

canonicalの記述

リニューアルの際、忘れてしまいがちなのが、canonicalの記述です。

canonicalタグは、URL正規化をするための方法のひとつです。URL正規化とは、検索エンジンに認識されるURLをひとつにすること。自分のホームページで同じような内容が書かれたページが複数存在していると、検索エンジンは重複コンテンツと見なして評価をしなくなる傾向があります。

そのためリニューアルの際は、canonicalタグで「この新ページの基準となるURLは、このURLですよー」とお願いする必要があります。

記述法は以下のように書きます。

<link rel=”canonical” href=”http://example.com/shop.html” />

ページの移転は 301 リダイレクトで対応しますが、ページの重複は canonicalタグで対応します。

noindexの削除

リニューアルの前段階では、Googleにインデックスして欲しくないので、noindexタグを設置する事が多いと思います。ただ、これを本番環境にアップロードした時に外し忘れると、本番環境のインデックスが消えてしまいます。

noindexの削除はかなり忘れやすいところなので、ぜひ注意してください!

Googleアナリティクスのコード設置漏れ

アナリティクスのトラッキングコードを設置し忘れると、アクセス解析のデータがわからず、サイトの改善ができません。これはかなりの致命傷。。せっかくリニューアルしたのに効果検証ができないというのは、運営者にとってはたまったもんじゃありませんよね。

また、アナリティクスのコードそのものを、リニューアルしたサイトとは別のサイトのものと取り違えて設置してしまうミスもよくあります。設置したトラッキングコードが、そのサイトのものであることもしっかり確認しておきましょう。


今回はサイトリニューアル時に行うウェブマスターツールでの作業と忘れがちなこと3つをご紹介させていただきました。

リニューアルでは気をつけていてもミスが起こりがちです。慣れていない方はプロにお願いするのが一番です。
canonicalやnoindexなど、 ちょっとうっかりミスでGoogleの評価・ユーザービリティを著しく悪くしてしまいます。

みなさん、サイトの引っ越しはぜひ慎重に!