コンバージョン率を上げるためにできる具体的な施策12個

執筆者

株式会社NOBITA代表取締役。グループ企業の株式会社ノイズにてフロントエンドエンジニア兼ディレクターを担当。LIGMAKEPOなどのメディアでは「のび太」名義にてライターとして執筆活動も行っている。

監修

NOIZZ

株式会社ノイズ

http://noizz.co.jp/

マーケティングコンサルティング企業。事業戦略・事業開発支援のほか、MAKEPO等のメディアを展開。ウェブ制作系グループとして株式会社NOBITAを抱えている。

現在日本にあるECサイトのコンバージョン率(成約率)は1〜3%と言われているそうです。(※もちろん商品やサービスの種類によって大きく異なる場合もあります。)ウェブサイトのデザイン・機能は年々進化しており、スマホ・タブレットの登場で、見る人は増えたにもかかわらず、コンバージョン率は昔とあまり変わっていないそうです。それだけコンバージョンを上げるのは難しいということでしょう。

コンバージョンを上げるために、もちろん商品の質も大事です。しかしそれ以外にも細かい部分でできることはたくさんあります。今回はECサイトなどでコンバージョン率を上げるためにできる具体的な施策を12個ご紹介します。

コンバージョン率を上げるために効果的なこと

ビジネスシーン―マウス操作

1. 売る商品は1ページにつき1つに絞る

売りたい商品はできるだけ1ページにつき1つまでにした方がいいです。アレもコレも紹介していては、どの商品を選んでいいものかわかりにくいですし、商品の魅力も伝わりません。

ECサイトなどの場合、トップページで商品一覧を紹介し、個別ページで詳しいLPに飛ばすというのがいいと思います。

2. ファーストビューだけで商品の特徴がわかるようにする

パッとみて3秒以内に「あっ、この商品はこういう特徴かぁ〜」とわかるようにしなければなりません。ユーザーが嫌うのは、「何についてのサイトなのかわからない」ということ。ネット上で人々は短気です。自分の求めているものがなければすぐにサイトから離脱します。

すぐに理解できる高品質な写真と的確な文章がファーストビューには不可欠です。

3. 商品の説明ではなく利点を強調する

商品やサービスの概要を伝えるのではなく、「どんなメリットがあるか」を重点的に伝えましょう。例えば「ウール素材の羽毛ベット」ではなく「ぐっすり朝まで気持ちよく眠れるベット」といったような表現に変えましょう。

4. 特典を用意する

「3つ買うと1個プラス!」「今なら特典で〇〇をプレゼント!」というキャンペーンはよく見ると思います。定番ですがこういった特別感を与えることはやはり喜ばれます。初回購入時に商品マニュアルを同封したり、手書きの感謝状を書いたりするのも効果的だと思います。

5. 「今すぐ感」を与える

これもLPページでは定番。今すぐに買わないといけない理由が無ければユーザーはサイトから離脱しやすいです。「よく考えてからまた来よう」となってしまいます。
「今じゃないと買えない」「今じゃなきゃ申し込めない」と思い込ませることが重要です。

6. 保証を用意してあげる

高額商品の場合、特に有効です。「気に入らなければ、全額返金」のような保証を与えることで、大きな安心感が生まれます。最近はネット上でも悪徳詐欺、悪徳商品が多く出回っているので、「よくなければ返品できる」というのは大きいです。

商品に欠陥がなければ、実際に返品・返金を要求してくる人はほとんどいないでしょう。「全額返品」保証をつけたからといって、利益が下がるわけではないと思います。

7. レビューを掲載

できればダミーアイコン、イニシャルではなく、本人の顔写真と実名、そらには直筆の手紙などを載せるとより効果が高いです。「他の人が絶賛している」というのは大きな安心材料になります。

商品を購入してくれた方には、感想をいただくために定期的にメールを送るなどしたほうがいいでしょう。レビューは沢山あればあるほど価値があります。

8. 著名人または大手企業のバックアップ

顧客に著名人や大手企業がいる場合は、その名前をサイトに載せても問題ないかどうかぜひ聞きましょう。

ただ、「お金を払ってやってもらっている」と思われかねないので、大々的に目立つような表示は避けたほうがよいと思います。

9. ナビゲーション・リンクを極力なくす

特にLPページでは、ユーザーに与える選択肢は「買う」か「買わない」だけにしなければなりません。なるべく他のページにいかないように、ナビゲーションやリンクは無くしていきましょう。一般的には関連ページへのリンクがあると親切だと言われていますが、それではコンバージョン率は下がってしまうでしょう。

10. わかりやすいレイアウトにする

ターゲットユーザーがあまりパソコンに詳しくないは特に気をつけなければなりません。奇抜で他とは違うようなレイアウトは避けるべきです。ごくごく一般的なウェブサイトのレイアウトを選びましょう。

11. シンプル・わかりやすい言葉を使う

コピーライティングはコンバージョン率を高める上でかなり重要です。専門用語は避け、シンプルで誰にでもわかる言葉を使っていきましょう。大事なのは、ユーザー目線になって文章を作ることです。文章に『共感』があれば、より商品を購入しやすくなります。

12. 「テスト→検証→改善」をやめない

これが一番大事なことだと思います。最初からうまくいくサイトなんてこの世にはありません。A/Bテストなどで検証を行い、改善を繰り返していくことでコンバージョン率は上がっていきます。


多くのECサイト、LPページを見ていて、思いつく限りの項目を挙げてきました。コンバージョン率を上げるのは簡単ではありませんが、地道な分析と改善によって必ず上がっていきます。最初はダメでもめげずにがんばっていきましょう!