目的で変わるコンテンツ!サイトの種類に応じたSEO

執筆者

株式会社NOBITA代表取締役。グループ企業の株式会社ノイズにてフロントエンドエンジニア兼ディレクターを担当。LIGMAKEPOなどのメディアでは「のび太」名義にてライターとして執筆活動も行っている。

監修

NOIZZ

株式会社ノイズ

http://noizz.co.jp/

マーケティングコンサルティング企業。事業戦略・事業開発支援のほか、MAKEPO等のメディアを展開。ウェブ制作系グループとして株式会社NOBITAを抱えている。

前回の記事では、サイト設計ではまず目的を決めなければならないということをお伝えしました。今回は目的によってどのようにコンテンツが変わってくるのかについてお伝えします。

目的によって変わるコンテンツ

Flat icons

ネット上には様々なタイプのサイトが存在します。商品を直接販売するための「ECサイト」、会社情報を伝えるための「コーポレートサイト」、商品・サービスの認知のための「プロモーションサイト」など。

これら様々な種類のサイトが存在するのは、目的によってサイトのコンテンツが変わってくるからです。

例えば、「会社の将来への投資として新入社員を獲得しよう!」という目的があるからこそ、リクルート(採用専門)サイトは誕生しました。「目的を達成するために一番適しているのはどんなサイトか?」そして、「どんなコンテンツを作るべきか?」につながっていきます。

サイトの種類による集客コンテンツ

では具体的に、サイトの種類によって、集客コンテンツはどのように変わっていくのでしょうか?今回は5つのタイプのサイトを例として挙げてみます。

1. ECサイト

ECサイト、は人々がWeb上のお買い物できる場所であり、集客が会社の売上にモロにつながっていきます。

  • 目的
    商品・サービスの購入
  • ターゲット
    売りたい商品・サービスに興味のある人
  • 集客コンテンツ
    「商品名」をキーワードにするのではなく、「どんな悩みを解決してあげられるか?」(=「どんなキーワードで調べる人が多いか?」)で考えます。例えば、「眠れない」「むくみがヒドイ」「よく風邪をひく」など、ユーザーの悩みごとに分類したページを作成するべきでしょう。すでに実績のある商品ならば、「〇〇社に導入済み!」「絶賛の声多数!」などの謳い文句や購入者の意見を載せることで、信用性がより増していくでしょう。
  • 実例
    日本サプリメント株式会社寿々屋ネットショップケンコーコム

2. コーポレートサイト

「会社にWebサイトは必須」という時代になりましたが、「サービス案内」「社長メッセージ」「会社所在地」などユーザーにとって興味のないコンテンツだけでは集客はできません。

  • 目的
    商品・サービスの認知度を向上、資料請求・お問い合わせ増加、ブランドイメージを向上etc
  • ターゲット
    見込み客、既存客(リピーター)
  • 集客コンテンツ
    「自社のノウハウ提供」、会社・人の見える化として「社員ブログ」などが挙げられます。社内ニュースや社長メッセージなどよりも、「ユーザーへのお役立ち情報」としてのコンテンツの方が集客力は断然あります。最近では自社サイトをメディア化(=オウンドメディア)して、ユーザーにお役立ち情報発信サイトとして見られている傾向が強いです。ブログ形式で情報を定期的に更新していくことでSEOが強化され、見込み客の誘導や既存客の確保につながります。購入の前段階として、記事下にサンプル配布やメルマガ登録、資料請求を訴求するバナーがよく設置されています。
  • 実例
    株式会社ベーシック株式会社アイスタイル株式会社リッチメディア

3. 地域ポータルサイト

「豊島園のことならこのサイト!」「シンガポールの情報ならコレ!」と言われるのが地域ポータルサイトです。

  • 目的
    地元企業、店舗からの広告収入etc
  • ターゲット
    地元住民、観光客
  • 集客コンテンツ
    「おすすめ店特集」「地域あるある・トリビア情報」などが挙げられる。地元企業にスポンサーになってもらうことが目的だからと言って、特定店舗の特集や記事広告ばかりではいけません。僕は以前ある地域ポータルサイトの運営に関わっていました。その時感じたのが、その地域で絶対的な存在(=知らない人はいない)ぐらいになってはじめて、宣伝媒体として見られるようになるということです。そのため、あくまでもターゲットは地元住民&観光客とし、彼らにとって有益なコンテンツ提供し続けることが重要です。それによって新規顧客(スポンサー)の数は自然と増えていきました。
  • 実例
    まいぷれ神保町へ行こうみたなか

4. 個人ブログ

「一家に1台は車」と同じように、「1人に1つはブログ」が当たり前になりました。しかし、いわいる芸能人がやっている『日記』では全く集客できません。

  • 目的
    ブランディング、人脈作り、仕事・セミナー依頼受注、作品・実績紹介etc
  • ターゲット
    同じ業界・職種の人たち、見込み客
  • 集客コンテンツ
    ターゲットを絞った情報(ノウハウ)提供サイトとして運営することで、自然と集客できるコンテンツになります。僕の場合は、起業前からブログの情報提供で人をある程度集めることができたおかげで、集客に困ることはありませんでした。個人ブログは「ブランディング」として自分の知識・体験を共有することで人脈作りにもつながります。
  • 実例
    がんばれ!のび太!Webクリエイターボックスわかったブログ

5. リクルートサイト

最近では会社のサイトとは別に、サブドメインなどで「採用専門サイト」を立ち上げる企業が増えてきました。人材確保の重要性が大きくなってきているように感じます。

  • 目的
    新入社員の獲得
  • ターゲット
    大卒・専門学校卒者
  • 集客コンテンツ
    「社員インタビュー」「ある社員の一日」など、商品ではなく働いている人にフォーカスを当てたコンテンツにほかなりません。「自社の商品を買いそうな人」ではなく、「これから入ろうとする人」に向けてということを忘れてはなりません。
  • 実例
    ソフトバンク採用情報ヴォラーレ株式会社採用情報博報堂2015年採用情報

 

さいごに

Flat design vector illustration of business presentation

今回挙げた5つに対する目的や集客コンテンツは、あくまで一例にすぎません。ネット上で無数に存在するサイトには、他にも様々な目的、コンテンツが存在するでしょう。

また、1つのサイトで2つ以上の目的をもつサイトも多数存在します。例えば、企業によってはブランディングだけでなく、ECサイトとして自社サイトを運営していたりもします。組み合わせにより相乗効果を発揮するケースもあるでしょう。

いずれにせよ、目的・サイトの種類に応じて、集客するためのコンテンツは変わってくるということだけは忘れないで下さいね!